『よかもん!熊本エールProject』熊本豪雨災害と復興に尽力する人たちの思いを風化させないために


- プロジェクト紹介
- 活動報告5
- 応援コメント12
~熊本豪雨災害と復興に尽力する人たちの思いを風化させないために~
熊本豪雨から約半年たった現在も、
県内各地で災害の爪痕が深く残っている中、
今年も皆様に“よかもん(良いもの)”を
食べてもらいたいとがんばる農家さんたち。
そんな“よかもん(良い人)”を応援するため、
JAグループ熊本の農畜産物や特産品の応援購入を
よろしくお願いいたします!!
■プロジェクト紹介
2020年7月3日から記録的な豪雨により、熊本県南部を中心に甚大な被害が発生しました。

<豪雨で水位が上がりダイバーがトラック運転手を救助しているのを直売所屋根から撮影>

<水が引いたあとのビニールハウスで土砂を搬出する様子>
河川の氾濫や土砂崩れが今後も発生するかもしれないという不安の中、現地で農産物やその加工品を作り続けている人がいます。なかには仮設住宅に避難しながらも、先代から引き継いだ農地を守り、デコポンの生産を続けている農家さんもいます。

<災害から約半年経った11月現在の青井阿蘇神社(人吉市)>
今回のプロジェクトの目的は、熊本豪雨災害を風化させないことです。コロナ禍で、復興支援のためのボランティアや旅行に訪れることができない中、今回のプロジェクトでは、熊本豪雨災害を風化させず、現地でがんばる農家さんを応援するため、JAグループ熊本の農畜産物や特産品を応援購入していただこうという趣旨で実施させていただきます。
普段は九州域内でしか手に入らない、ご当地の人気商品などもありますので、ぜひ応援購入をお願いいたします!
【熊本の農畜産物と生産者の紹介】
■JAあしきた デコポン
デコポンの生産者 芦北町の釜さんのおはなし

<デコポンの生産者 芦北町の釜さん(中央)>
うちは父の代から甘夏を育てている柑橘農家で、この地域で最初にデコポンを育て始めました。
7月3日は夜から雨が降り続き、翌4日の深夜3時半ごろに避難所にかけ込みました。最初は車で避難しよう思いましたが、家の周りが浸水して進めなかったため、歩いて避難しました。避難するのが2時間ほど遅くなった近隣の人が外に出たときには、水位が胸の高さくらいまであったそうです。朝7時頃には、満潮と浸水が重なり、低い土地では電線の高さまで水位が上がっていました。
私がデコポンを育てている圃場から400mほどの場所でも、豪雨により川の脇の山が崩れて土砂が流れをせき止め、瞬間的にデコポンの圃場も2メートルほど浸水してしまいました。翌日までデコポン圃場から水が引かなかったため、下の方が枯れてしまう木もありました。

<土砂が流れ込み氾濫した川>

<被害の様子>
現在もまだ仮設住宅住まいですが、元気にデコポンの栽培は続けています。
収穫量は例年の6割に減ってしまいましたが、無事収穫まで迎えられるデコポンについては例年どおり良い出来となる予定です。
※通常デコポンは11月中旬から収穫をはじめ、収穫してから約1か月程度、成熟を促すために適正な管理のもと貯蔵し、出荷します。(釜さんは、2月頃まで木熟させる方法をとっています)
果実の上部のデコ部分から剥くとうまく剥くことができます。昼夜の寒暖差が大きいとデコが大きくなりますが、食味や品質に差はありません。
芦北の名産、自慢のデコポンをぜひ多くの方に味わっていただきたいです。

<デコポンイメージ画像>
■JAくま ゆうべに(いちご)
いちごの生産者 JAくま いちご部会 德永さんのおはなし

<いちごの生産者 徳永さん(中央)>
78名のいちご生産者が所属するJAくまいちご部会。高齢化や後継者がいないなどの課題はありますが、うちの息子は覚悟を決めて、継いでくれています。
育てているいちごは、県の代表品種の「ゆうべに」。一反あたり5tの収量を目指して日々頑張っています。品種の特徴は、大玉できれいな円錐形と鮮やかな紅色の見た目、芳醇な香り、果汁たっぷりで酸味が少なく甘さが際立っています。
部会内でも日々切磋琢磨して技術を競い合っており、今後もJAと一緒になって、部会の繁栄とより良い苺作りに励んでいきたいと考えています。

<いちごが育つ過程>
JAくまの営農指導員 井出さんのおはなし
7月の豪雨では、いちご圃場の浸水被害は免れました。しかし、険しい山地に囲まれた盆地のJAくま管内は、今回の豪雨により道路が寸断、橋が流れてしまったりと甚大な被害を受け、市街地含めて復興作業は今もなお続いております。
そのような中でも、自治体や県内JAを主体としたボランティアの方々には迅速な対応をして頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。そんな思いで農家が育てた真っ赤な実は、例年以上においしいと確信しています。
コロナの影響で家庭での食事の機会が増えた今、真っ赤なイチゴで食卓を華やかにして欲しいです。

<ゆうべにイメージ画像>
■JA阿蘇 阿蘇小国ジャージー牛乳製品
製造者 JA阿蘇 小国郷営農センターのおはなし

<JA阿蘇 小国郷営農センターの皆さん>
熊本県の北東部にある小国町では、酪農家はジャージー牛のみ、かつJAで牛乳や乳製品の製造まで行っている全国的にも珍しい地区です。
13軒ある酪農家さんを365日毎日欠かすことなく1日1回集乳車で周り、約10tの牛乳を集めます。
しかし、7月豪雨の際は、幸い工場は高台にあるため被害は受けなかったものの、道路が土砂の影響でふさがってしまったため、2日間程度は工場の稼働を停止させました。
ジャージー牛は褐色の体毛を持ち、白黒のまだら模様のホルスタインより小柄で乳量も少ないですが、その牛乳は通常の牛乳より乳脂肪分が約1%程度高く、栄養も多く含んだ濃厚な味わいが特徴です。
阿蘇小国ジャージー牛乳は、通常の牛乳にくらべて100円/L程度高いですが、熊本県内のどこのスーパーにも置いてあり、子どもの頃から飲み続けて頂いているファンがいます。また、ヨーグルトは濃厚な味わいをよりお楽しみいただくために、カード(ヨーグルト製造する際にできるヨーグルトの大きなかたまり)を細かく攪拌するのではなく裁断することで、ねっとりとした食感に作り上げ、飲むヨーグルトにしても濃厚な味わいを楽しめるように工夫しています。大きいサイズの飲むヨーグルトやアイスは、丁寧に手詰めをして製品化しております。
60年以上続くブランドのおかげもあり、ジャージー牛乳のアイス・ヨーグルトは、九州域内ではお中元お歳暮などのギフトの定番となっています。
阿蘇小国のジャージー牛乳をこれからも末永く皆様にご愛飲いただくため、日本全国の皆さまにも味わっていただき、ファンになってもらい、小国郷にも足を運んで頂きたいと思っております。

<ジャージー牛 ※イメージ>

<外輪山の尾根を通るミルクロードからの絶景>
【スケジュール】
本プロジェクトはALL-in方式で実施します。
支援金から事務局運営費を差し引いた金額は、熊本豪雨被害応援購入プロジェクトリターン品の購入費用と発送費用に充てさせていただきます。目標金額に満たない場合でも計画は実行され、リターン品をお届けします。
2020年12月2日~ 2021年1月10日 |
応援購入のクラウドファンディング |
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2021年1月上旬~中旬 | リターン品発送準備 |
2021年1月下旬~2021年2月 | リターン品発送 |
【本プロジェクトの登場人物】
- 熊本県内生産者様
- JAあしきた、JAくま、JA阿蘇
- JA熊本県経済連
- you+youくまもと農畜産物市場(株式会社エーコープ熊本)
住所:熊本市北区高平2丁目25番57号
電話番号:096-341-7070 (you+you店舗 直通)
責任者:有富光人
Q&A
- リターン品はいつ頃届きますか?
- クラウドファンディングの性質上、期間終了の1月上旬以降にお客様の情報が分かります。 その後、注文を受付、県内各産地へ発注し、1月下旬から2月中で順次お届けします。 着日・時間指定は承れません、あらかじめご了承ください。
- ギフトにも使えますか?
- 依頼主のお名前をリターン品や配送伝票に表記できないため、ご自宅用にご利用ください。
- リターン品はどんな状態で届きますか?
- 各リターン品の説明文にて温度帯などを確認ください。
- お届け日の指定は可能ですか?
- 希望日は承ることはできません。あらかじめご了承ください。
- リターン品はどこから届きますか?
- 熊本県内の各産地、製造所もしくはyouyou店舗から発送いたします。
- 農家さんは選べますか?
- 幅広く熊本県の一次産業を支援する目的のプロジェクトのため、農家さんのご指定はできません。あらかじめご了承ください。
本ページで取材した農家さんの育てた商品のみということではないことあらかじめご了承ください。 - 決済について質問がある
- 本ページ右上のメッセージを送るからお問い合わせください。
- メールが受信できない
- 本ページ右上のメッセージを送るからお問い合わせください。
【リターン品について】

JAあしきた デコポン
日当たりのよい小高い山と穏やかな不知火海に面した温暖な土地で育ったJAあしきたのデコポン。
デコポンは種がほとんどなく手で剥いて食べられます。糖度が高く、甘みと酸味のバランスが良いのが魅力で、名前の由来となったポッコリとしたヘタ部分も愛嬌ある特徴の一つです。果皮をむく際は、へたの部分(上側)から剥くと上手に剥けます。

JAくま ゆうべに(いちご)
2015年の“いちご(15)イヤー”に約10年の研究を重ねて熊本で誕生した「ゆうべに」。甘みと酸味のバランスがよく、フレッシュな果汁と芳醇な香りが特長です。
キレイな円錐形をした果実は艶々と美しく輝いており、大きな粒にぎっしりと旨味が詰まっています。みずみずしさと甘酸っぱさが口いっぱいに広がるJAくまのいちごが今年も美味しくできました。

JA阿蘇 阿蘇小国ジャージー
ヨーグルト
ジャージーひと筋、こだわりの60年。ジャージー牛乳がもつ自然な甘みと豊かな風味を生かしたヨーグルトです。飲むヨーグルトは、とろりとした濃厚な飲み口が特徴。是非一度は味わって頂きたい絶品です。

JA阿蘇 阿蘇小国ジャージー
アイスクリーム
阿蘇小国産ジャージー牛乳をたっぷり使用した乳脂肪分8%の本格派アイスクリームです。良質のバニラビーンズや香り高い抹茶など主原料のジャージー牛乳以外にもこだわっています。

晩白柚
その大きさから「柑橘類の王様」と呼ばれる晩白柚(ばんぺいゆ)は香りがとてもよく、ふんわりと甘酸っぱい香りがします。又保存がよく、皮が柔らかくなり食べ頃になるまで部屋で観賞したり、芳香代わりとして1ヶ月ぐらい置いておけます。


JAあしきた デコポン・甘夏加工品
デコポン本来の味や香りを生かしたゼリーやジュース、採れたての果実の新鮮さをそのまま閉じ込めた缶詰は、熊本からの贈り物として人気です。いろいろな種類が楽しめるセットもあります。

JAあしきた サラたまちゃんギョーザ
JAあしきた特産のサラダたまねぎ「サラたまちゃん」と、キャベツ、豚肉、ニラ、にんにくなどを、もちもちの皮で包んだ特製ギョーザです。みずみずしく辛みが少ないサラたまちゃんと豚肉の旨みが調和した逸品です。

JAくまもと茶
みなまた茶・球磨茶セット
熊本県は全国でも有数のお茶産地。中でも盆地が広がる人吉球磨は県内最大の産地で、各種品評会でも上位入賞を続けています。また、水俣市の不知火海を望む自然豊かな山間地で栽培される「みなまた茶」は香り高いお茶として知られています。

JAくま 球磨にこまる
日本三大急流のひとつ球磨川を擁する人吉・球磨地域は、清らかな水に恵まれた、熊本県内でも有数の美味しい米の産地です。ヒノヒカリに勝るとも劣らない「にこまる」は、粒ぞろいが良く、ふっくらと炊きあがるお米です。

JA阿蘇 阿蘇こしひかり
阿蘇地域は豊かな水源を持つ、まさに天然水の宝庫。そこで育ったお米は炊きあがりの香りが良く、一口食べれば良い香りが口いっぱいに広がります。熊本の大自然が育んだお米をどうぞご賞味ください。

JAあしきた あしきた牛
不知火海と九州山地に囲まれた豊かな自然の中でこだわりの飼料を与え育てた、知る人ぞ知る味わい「あしきた牛」です。あしきた牛ならではのやわらかく芳醇な味わいを存分にお楽しみいただけるように、各種リターン品をご用意いたしました。
ご支援いただきありがとうございました

「よかもん!熊本エールProject」にご支援いただき、誠にありがとうございました。
リターン品の準備を進めて参りますので、今しばらくお待ちくださいませ。
ご支援いただいた方には、ささやかですがエコバッグを一緒に送らせて頂きます。
今後とも熊本の復興にお力添えを賜りますよう、よろしくお願いいたします。
※柄は一例です。
今年のいちご、自信作です!
今年は天候に恵まれ、朝晩がしっかりと冷え込んでいるため、とても美味しく出来ているとのこと。JAくま いちご部会でも「今年は特に自信作です!」と仰る生産者さんが多いそうです。
水害の影響で水が引けない地域があったり、未だに通れない道路があり、出荷の際に迂回が必要だったりと不便な生活が続いていますが、たくさんの笑顔のために美味しいいちごを全国へ送り出しています。
クリスマス向けの出荷を終え、ひと段落した徳永さんのハウスを訪ねました。
株には沢山の新たな花がつき、次の収穫へ向けてすくすくと成長しています。
可愛らしい苺の白い花。今咲いている花は1月中旬頃に赤い実となり、収穫を迎えます。
クロマルハナバチもせっせと受粉を手伝ってくれています!
阿蘇小国ジャージー牛乳工場 元気に稼働中!
12月22日(火)この日の最低気温は-4℃!
熊本阿蘇にも本格的な冬がやってきました。小国郷に行くまでの道のりは、まさに大自然。空と大地が広がり、所々で牛が放牧されています。
JA阿蘇の阿蘇小国ジャージー牛乳工場では、飲むヨーグルトの充填作業が行われていました。もったり、なめらか、濃厚な飲むヨーグルトは、程よい甘さで自慢の逸品です。工場敷地内の物産館でもお買い求め頂けます。
贈り物にも人気の阿蘇小国ジャージー製品。工場は今日も元気に稼動しています!
デコポンのとなりで
デコポンの生産者の芦北町の釜さんは、デコポンを育てている隣で、マイヤーレモンも育てています。
7月豪雨でマイヤーレモンの圃場も浸水してしまいましたが、取材をした11月初旬には果実が元気に実っていました!
釜さんからお土産としてデコポンと一緒にマイヤーレモンも頂いたので、帰宅後にそのまま食べさせていただきました。
レモンらしい酸味はありますが、通常のレモンほどとげとげしい酸味ではなく、オレンジのような果肉のさわやかさと香りを楽しめました!
熊本のよかもんを是非食べてみたいです。
頑張れ熊本!強くなれ熊本!
美味しい農産物をずっとご馳走になりたいので応援しています!
一歩一歩、前進しよう。
自然災害に新型コロナ禍と大変な事が続いていますが、乗り越えられると信じています!
頑張って下さい。
食べて応援します。
微力ながら応援してます!
美味しそうなイチゴ楽しみです。
熊本には2回行ったことありますが、阿蘇って九州なのにー4℃とか寒いですね!
しりませんでした。寒い地域のほうが牛乳はおいしいイメージです。
ジャージー牛乳・アイスは食べたことあるけど、ヨーグルトは未経験なのでたのしみです
観光にも行きたいけど、なかなか行けないですがかんばってください!!
遠くからいつも想って応援しています!!
復興の道のりは長くまだまだ大変ですが、一緒に頑張りましょう。
淡路島からも応援してます!
九州出身で、今回の熊本の災害は心配していました。
今年はコロナに災害にと大変なこと続きで
完全な復興まではまだ時間がかかるかと思いますが、頑張ってください!
熊本の地震の時も震災の復興のお手伝いに行きました。
災害が多くなっていますが、負けないでください!応援してます!
復興応援しています!
晩白柚ははじめてたべますのでたのしみにまっています